ホテルグレイスリー銀座のエグゼクティブフロアに「alie+スマートホテル」導入、照明・カーテン・ベッドの操作をタブレット1台に

株式会社アクセルラボは、藤田観光株式会社が運営する「ホテルグレイスリー銀座」に、同社のスマートホテルシステム「alie+スマートホテル」が導入されたと発表しました。対象は、2026年10月1日(木)にリニューアルオープンした10〜13階のエグゼクティブフロアの108室です。アクセルラボは順次導入を進めており、2026年12月に全室での稼働を予定しています。
今回の導入は、アクセルラボのスマートディスプレイ「aliepad(アリーパッド)」をホテル客室へ導入する初めての事例です。客室では、これまで複数のリモコンやスイッチに分かれていた照明・カーテン・電動アジャスタブルベッドの操作がタブレット1台にまとめられました。ゲストは画面上のシーンを選ぶだけで、客室環境を切り替えられます。

「操作を1台に集約できるか」が採用の決め手
ホテルグレイスリー銀座は「ラグジュアリー コンパクト」をコンセプトに、エグゼクティブフロアの108室をリニューアルしました。空間を有効活用した客室の中で、銀座の街に溶け込む上質な佇まいと先進的な機能性を両立させる計画です。その一環として、ゲスト自身が客室設備を直感的に扱える環境づくりが検討されました。
検討で重視されたのは、照明やカーテンといったIoT機器と電動アジャスタブルベッドの操作を、1台のデバイスにまとめられるかどうかです。客室に複数のリモコンやスイッチが併存していると、ゲストには操作が分かりにくく、滞在体験を損なう要因になります。藤田観光は複数社のサービスを比較検討しましたが、この要件を満たすものが見当たらず、「aliepad」を備える「alie+スマートホテル」の採用に至りました。

シーン操作に特化した10.1インチの「aliepad」
「aliepad」は、客室設備の操作に特化した10.1インチのタブレット型デバイスです。照明・カーテン・電動アジャスタブルベッドといった客室内の機器を、あらかじめ登録したシーン単位でワンタッチで操作できます。個別のリモコンを探す必要がないため、ゲストは到着直後から迷わず客室環境を整えられます。
導入にあたっては、ホテルの運用に合わせた機能開発も行われました。ホーム画面をシーン操作に絞ったシンプルな構成に変更し、シーンの表示領域を拡大しています。ホテルグレイスリー銀座に導入された機器は以下の通りです。
- aliehub(IoTゲートウェイ):客室内のIoTデバイスと通信し、操作指示を行う親機
- aliepad A05(スマートディスプレイ):照明・カーテン・電動アジャスタブルベッドなど、客室設備を操作する10.1インチのタブレット型コントローラー
- SPOT Mini(スマートリモコン):赤外線リモコンの信号を登録することで、家電をIoT経由で操作できるようにする機器
- Dimmer & Motion Sensor(スマート照明スイッチ):調光付き照明器具の遠隔操作に加え、動体検知による照明の自動制御ができるスイッチ
- Polar Switch(スマート照明スイッチ):非調光のダウンライトやシーリングライトをIoT化できる照明スイッチ。無線で3路対応が可能
客室体験と運営を一体で支える「alie+スマートホテル」
「alie+スマートホテル」は、客室専用タブレット「aliepad」と客室IoTを軸に、客室の使い心地・ホテル運営・収益改善を一体で支援するスマートホテルシステムです。照明・空調・カーテン・家電などの客室設備の操作と、施設・客室案内をaliepadに集約し、ゲストが迷わず使える快適な客室体験を実現します。設備の遠隔操作や客室状態の確認によって、チェックイン前の準備や退室後の確認など、ホテルスタッフの運営負担の軽減にもつなげるとしています。
基盤となるのはIoTエンジン「alie+(アリープラス)」です。新築・既存施設を問わず、照明など必要な設備から段階的に導入でき、PMS、セルフチェックイン、スマートロックなどのホテル向けシステムとも連携できます。施設ごとの収益課題や運営課題に合わせて、最適な導入構成を設計するとしています。
ホテルグレイスリー銀座の施設概要
- 名称:ホテルグレイスリー銀座
- 所在地:〒104-0061 東京都中央区銀座7-10-1
- 交通:東京メトロ銀座線・日比谷線・丸ノ内線「銀座駅」A3出口より徒歩約3分
- 総客室数:270室
- リニューアル対象:10〜13階 エグゼクティブフロア 108室
- リニューアルオープン:2026年10月1日(木)
アクセルラボは2017年7月設立で、東京都新宿区に本社を置き、代表取締役は小暮学氏です。IoTエンジン「alie+」やスマートホームサービス「SpaceCore」の企画・開発・運営・提供のほか、IoTデバイスの導入支援、設置工事およびテクニカルサポートの請負を手がけています。藤田観光は1955年11月7日設立で、東京都文京区に本社を置き、代表取締役兼社長執行役員は山下信典氏です。ホテル・旅館業や飲食店業などを展開しています。
出典:株式会社アクセルラボ










