四国のホテルで初、メルキュール高知土佐リゾート&スパが国際エコ認証「Green Key」を取得

高知県安芸郡芸西村のリゾートホテル「メルキュール高知土佐リゾート&スパ」が、2026年9月22日に国際エコ認証「Green Key(グリーンキー)」を取得しました。四国のホテルとしては初めての取得です。この「初」は一般社団法人JARTAの調べによるもので、2026年10月27日現在、四国内のホテルとして初の認証取得とされています。
同ホテルは、四国山脈を背に土佐湾の眺望を楽しめるオールインクルーシブ型のリゾートで、総支配人は澤 美音氏です。今回の認証では、オールインクルーシブの食事や温泉による快適な滞在を提供しながら、日々の運営の中で環境負荷の低減と地域との共生を目指してきた取り組みが評価されました。ホテルは今後も、地域の自然や文化、食の魅力を未来へつなぐため、持続可能な運営を進めていくとしています。

観光・宿泊施設向けの国際認証「Green Key」
Green Keyは、国際環境教育基金(FEE)が運営する、観光・宿泊施設を対象とした国際的なサステナビリティ認証制度です。施設が自ら申請し、第三者による審査を経て取得する仕組みで、世界各国で導入されています。これまでに90カ国以上で9,000を超えるホテルや観光施設が認証を取得しています。審査では、環境管理、省エネルギー、廃棄物削減、水資源の保全など、施設の持続可能な運営に関する取り組みが評価されます。

評価されたホテルの環境への取り組み
照明・水・アメニティまで見直す省資源化
館内の照明器具は、75%以上がLEDに切り替えられています。水の使用量は継続的に計測・管理しており、客室や大浴場のシャワーヘッドに節水コマを取り付けて削減を進めています。滞在中の資源利用も見直しの対象です。館内にウォーターサーバーを設置し、客室に備えた再利用可能なウォーターピッチャーでの給水を案内しているほか、一部の使い捨てプラスチック製品を廃止し、バイオマス素材を使ったアメニティを採用しています。
地産地消のビュッフェとAIによるフードロス対策
オールインクルーシブで楽しめるビュッフェには、鰹やナスのタタキなど、高知県で親しまれている料理が並びます。四万十ポークや白玉糖(芸西村産黒糖)といった高知県産の食材も積極的に使用しています。土地ならではの味わいを楽しめる食体験を提供すると同時に、地産地消による地域との連携や、輸送に伴う環境負荷の低減にも取り組んでいます。
食品ロス対策としては、AIを活用したフードロス管理システム「Winnow」を導入し、食品ロスの計測と削減を進めています。宿泊客にも食べきれる量を取り分けるよう協力を呼びかけており、ホテルと宿泊客が一緒になって食品ロスの削減に取り組んでいます。
ロビーの「良心市」と週末の体験で土佐の魅力を発信
ホテルロビーには、地元・芸西村の農家「輝農園」が生産した新鮮な野菜を販売する無人販売所「良心市」を設置しています。地元で生産された野菜の魅力を宿泊客に広く知ってもらい、気軽に購入してもらうことが目的です。
館内のさまざまな場所には高知県の食材や文化を取り入れ、地域の魅力に触れられる「ローカルディスカバリー」を展開しています。週末には「鳴子の色付け」や「蛇口からゆずドリンク」、坂本龍馬の衣装で写真撮影を楽しむ「なりきり龍馬」、「なんちゃってお遍路」などの体験を用意しています。フロントデスクの背景には、土佐刃物をイメージしたオブジェも設置しています。食や文化、デザインを通じて高知・土佐ならではの魅力を発信し、地域とのつながりを深めながら、観光による地域活性化と持続可能な観光の実現を目指しています。

琴ヶ浜を見下ろす高台のオールインクルーシブリゾート
ホテルは琴ヶ浜と太平洋の景色を見下ろす高台にあり、所在地は高知県安芸郡芸西村西分甲2995番地です。高知龍馬空港から車で約20分、高知市内から車で約1時間の立地で、高知観光の拠点としても利用できます。夕朝食のビュッフェ、夕食時のアルコール、ラウンジ、温泉やアクティビティなどは、一部を除き追加料金なしで利用できます。料金は1泊オールインクルーシブで21,000円~(2名1室1名あたり、税・サ込)です。一部のドリンクやアクティビティなどは有料で、ランチの提供はありません。メルキュールは、110カ国以上で5,800以上の施設を展開するホスピタリティグループ、アコーのブランドのひとつです。
出典:アコー










