磐田市に客室約200室の大型温浴施設「クア・アンド・ホテル 磐田健康ランド」、2028年秋の開業を目指す


ホテル併設型の健康ランドを静岡県磐田市に新設
山梨県甲府市に本社を置く株式会社クア・アンド・ホテル(代表取締役:田中 翔)は、静岡県磐田市高見丘に、ホテル併設型の大型温浴施設「クア・アンド・ホテル 磐田健康ランド」を新設します。開業は2028年秋を目指しています。建設予定地は静岡県磐田市高見丘1202で、ららぽーと磐田の北側にあたります。敷地面積は約4,500坪、建物は延床面積約1,900坪の地上3階建てを計画しています。
同社は1989年に山梨県石和町(現在の笛吹市)で、ビジネスホテルと健康ランドを併設した「石和健康ランド」を開業しました。その後、1995年に「信州健康ランド」(長野県塩尻市)、2002年に「駿河健康ランド」(静岡県静岡市清水区)を開業し、現在この3施設を運営しています。約37年間にわたり培ってきたホテル併設型健康ランドの運営ノウハウを結集し、温浴・サウナ・飲食・リラクゼーション・宿泊を一体的に楽しめる、新たな地域の交流拠点としての施設を目指します。

男性20種類・女性22種類のお風呂と多彩なサウナを計画
温浴エリアは、屋内の内湯エリアが男性・女性ともに約70坪、屋外の露天エリアが男性約110坪、女性約100坪の計画です。お風呂は男性20種類・女性22種類、サウナは男性4種類・女性3種類、水風呂は男性3種類・女性2種類を設ける予定で、同社は地域最大級のお風呂・サウナの種類と浴室面積を計画しているとしています。
内湯エリアには炭酸泉、薬湯風呂、ジェット風呂など、露天エリアにはシルク岩風呂、全身浴、洞窟風呂、一人用の壺風呂などを計画。サウナにはセルフロウリュサウナやミストサウナなどを取り入れる予定です。複数の外気浴スペースも整備し、入浴やサウナの後もゆったりくつろげる環境を目指します。

湯上がりから宿泊まで、館内で過ごせる設備構成
リラクゼーション・休憩・娯楽施設
2階にはボディケア、エステなどのリラクゼーション施設を設ける計画で、あかすりやマッサージチェアなども予定しています。休憩室にはおこもりブース、小上がり座敷、コワーキングデスク、マンガ・雑誌を備え、男女共用テレビルームと女性専用テレビルームも設けます。娯楽・物販施設としては、カラオケ3室、麻雀2室、卓球2台、ゲームコーナー、キッズスペース、売店、各種自動販売機を計画しており、家族や友人とのレジャーから仕事や休息まで、幅広い滞在ニーズに対応するとしています。
客室約200室と飲食店3店舗、24時間営業
ホテル客室はシングル・ツイン・和洋室・大和室・カプセルルームを設け、合計約200室を計画しています。出張・ビジネス、観光、スポーツ大会への参加、家族での宿泊など、幅広い宿泊需要の受け入れを想定しています。館内には大広間、焼肉店、居酒屋の飲食店3店舗を計画し、入浴後の食事から宿泊時の朝食まで館内で過ごせる施設を目指します。
営業は365日・24時間を予定しており(各店舗・施設の営業時間は別途設定予定)、年間1日程度のメンテナンス休館日を想定しています。駐車場は約500台規模を整備する計画で、日帰りと宿泊を合わせた想定年間入館者数は約40万~50万人です。なお、施設内容や数値は現時点の計画であり、今後変更となる場合があります。

地元飲食事業者の出店募集と、補助金を活用した省力化・賃上げ
1F飲食エリアの3店舗でテナントを募集
同社は現在、1F飲食エリアに出店する3店舗について、磐田市・浜松市・袋井市を中心とした地元飲食事業者からのテナント出店を積極的に募集しています。想定している業態は以下の通りです。
- 大広間・朝食バイキング(約70卓/約200席):和食・中華・洋食など多彩なメニューを提供し、朝食は地元食材を取り入れた料理をビュッフェ形式で用意
- 焼肉店(約20卓/約50席):一人での気軽な焼肉から家族・友人との食事まで楽しめる、親しみやすい焼肉店
- 居酒屋(約20卓/約45席):館内で最も遅い時間までの営業を予定し、仕事帰りやお風呂・サウナの後に立ち寄れるアットホームな店舗
出店の魅力として同社は、年間約40万~50万人の入館者に加えてホテル客室約200室の宿泊者の利用を見込んでいる点を挙げ、長時間滞在する健康ランドでは入浴後のピークとなる夜の時間帯だけでなく、日中や深夜も強い飲食需要が期待できるとしています。主な内装工事や厨房設備は同社が負担する計画で、費用負担区分や条件の詳細は個別に協議するとのことです。また、テナントの従業員は健康ランドのお風呂を利用でき、福利厚生として従業員満足度の向上や人材採用にもつながることが期待できるとしています。出店条件、募集区画、今後のスケジュールなどは個別に案内されます。
約40億円の投資計画が大規模成長投資補助金に採択
本計画は、経済産業省の「中堅・中小・スタートアップ企業の賃上げに向けた省力化等の大規模成長投資補助金」に採択され、2026年10月5日付で交付決定を受けました。補助申請時の投資額は約40億円です。宿泊予約・入館受付・飲食注文・精算などを一元管理する基幹システムに加え、リラクゼーション受付端末、清掃ロボット、配膳ロボットなどの導入を予定しており、定型業務の省力化によって接客サービスの充実と生産性向上を図ります。補助事業に係る従業員1人当たりの給与支給総額については、2028年9月期を基準とし、2031年9月期まで年平均7.0%の上昇を目標としています。
開業に伴い、温浴・宿泊・接客・清掃・施設管理などの職種で200人程度(テナント従業員を含む)の新規雇用を計画しています。飲食テナントに限らず、地元食材・商品の調達、施設の維持管理、各種サービスなどでも地域の事業者との連携を進めるとしており、周辺道路の交通安全や生活環境にも配慮した施設づくりを進める方針です。










