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楽天・おてつたび・山梨県甲州市が連携、楽天市場から「はたらく旅」で地域ファンを創出する新モデルを始動

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楽天・おてつたび・山梨県甲州市が連携、楽天市場から「はたらく旅」で地域ファンを創出する新モデルを始動

新しい地域ファン創出モデルの概要

今回の連携では、山梨県甲州市が抱える産業の担い手不足や季節的な人手不足といった課題に対し、楽天の持つ日本最大級の生活者向けプラットフォームと、おてつたびが培ってきた「お手伝い」を通じた関係人口創出のノウハウを融合させます。

「楽天市場」内に開設された「甲州市ファンクラブ」特設ページでは、「はたらく」「応援する」「楽しむ」「過ごす」「移住を考える」といった、甲州市とのさまざまな関わり方が紹介されています。この特設ページ内の「甲州市ではたらく」セクションから、甲州市で募集される「おてつたび」のプログラムに応募できます。参加者は、農業や観光業など地域の仕事を手伝いながら、地域住民との交流や暮らしの体験を通じて、甲州市を深く知る機会を得られます。

「甲州市ファンクラブ」特設ページURL:
https://event.rakuten.co.jp/area/koshu/furusatoresidents/

「はたらく旅」の具体例:東夢ワイナリーでの体験

連携の第一弾として、甲州市勝沼町の「東夢ワイナリー」でのおてつたびが募集されました。このプログラムは公開直後に大きな反響を呼び、即日で応募受付を終了しました。

東夢ワイナリーの募集情報

プログラムでは、ワインづくりの背景に触れながら地域の日常を体験できるよう、以下のような内容が提供されました。

  • お手伝いの内容: ぶどうの傘かけ作業(梅雨の時期、ぶどうの実を雨から守るため、一房ずつ手作業で傘をかぶせる重要な工程です。雨天時は室内で瓶詰めやラベル貼りなどが実施されました)。

  • 暮らしと交流: ワイナリーに併設されているコテージ「ワインの宿 東夢」に宿泊し、地元スタッフとの交流や、昼食に地元のお弁当を囲むなど、地域の日常を体験できます。

  • 甲州市独自の滞在支援: 勝沼ぶどうの丘 日帰り温泉「天空の湯」を、滞在期間中は市内利用者料金で何度でも利用できます。仕事終わりには甲府盆地や南アルプスを一望できる名湯で疲れを癒やし、地域での滞在をより身近に楽しめます。

この募集はすでに終了していますが、今後も甲州市内での募集が順次予定されています。具体的な募集情報は「おてつたび」のウェブサイトで確認できます。

東夢ワイナリー募集情報URL:
https://otetsutabi.com/plans/18533

参加者の声:地域との深いつながり

東夢ワイナリーでのおてつたびに参加した方からは、地域の方々との交流や、勝沼で暮らすような体験を通じて、地域の魅力を深く知ることができたという声が寄せられています。

  • 「一面に広がるぶどう畑の景色がとても美しく、心が癒やされました。地域の方々も温かく接してくださり、観光だけでは味わえない貴重な体験ができました。」(20代女性)

  • 「ワインの知識や地元の美味しいお店、おすすめのお酒、観光スポットまで、たくさん教えていただきました。ぶどうのこと、ワインのこと、そして勝沼の素晴らしさをたくさん知ることができました。泊まらせていただいたコテージは、とても綺麗で『ここに住みたい!』と思うほど快適でした。」(40代女性)

「おてつたび」とは

「おてつたび」は、「お手伝い」と「旅」を組み合わせた人材マッチングサービスです。人手不足に悩む地域事業者と、「働きながら旅をしたい」旅行者をマッチングしています。

おてつたびの仕組み図

旅行者は、現地までの交通費は自己負担となりますが、旅先で働くことで報酬を得られるため、旅行の経済的負担が軽減されます。また、地域の人々との交流を通じて、より深く地域の文化や暮らしを楽しむことができます。宿泊は無料で提供されることが一般的です。

おてつたびの特徴

地域事業者は、地域外からの働き手に対して報酬と宿泊場所を提供することで、全国各地からの働き手を集めることができます。募集期間は最短1泊2日から最長2ヶ月未満まで対応でき、就業期間や勤務時間、業務内容なども柔軟に設定可能です。さらに、働き手が休日や空き時間を利用して地域を観光することで、地域経済の活性化も期待されます。

おてつたびサイト:
https://otetsutabi.com/

「関係人口」創出への貢献

「おてつたび」の平均滞在期間は約2週間です。旅行者は地域で実際に働くことで、単なる観光では得られない人とのつながりや地域との関係性を築いていきます。このような体験が、短期的な人手不足の解消だけでなく、地域と継続的につながる「関係人口」の創出にもつながっています。

おてつたび参加後のアンケートでは、以下のような結果が出ています。

  • 80%の人が「おてつたびがなければ訪れる予定はなかった地域(市町村)」に滞在。

  • 49%は「滞在するまでその地域(市町村)のことを知らなかった」と回答。

  • 70%は「地域(市町村)に訪れるのは“初めて”」と回答。

  • 85%の人が「いつかまた滞在した地域を訪れたい」と回答。

アンケート結果1

アンケート結果2

2026年9月現在、登録者数は114,000人以上となり、特に50代以上の利用者が急増しています。物価高騰による旅費を抑えたいニーズや、テレワーク等の普及によるライフスタイルの変化、地方移住への関心の高まりが、幅広い世代に「おてつたび」が利用される背景にあると考えられます。

参加者の年齢層変化

「おてつたび」を通じた移住・定住事例

「おてつたび」をきっかけに、実際に就職や二地域居住、地方への移住・定住につながった事例も生まれています。

移住事例のコラージュ

  • 「東京ではないどこかへ」54歳で早期退職。理想の移住先をさがす旅

  • 悩みに悩んで会社を辞めた。夢を追う51歳、鳴門らっきょ起業の旅

  • おてつたび先に嫁ぎ”旅館の若女将”に。直感を信じ、選びとった新しい道

  • 旅で見つけた”スキル”を磨く二拠点生活。フリーランス料理人の挑戦

  • 40代、おてつたびで違う人生を歩む自分の姿が見えた|鳥取へ移住した女性が語るキャリア選択とおてつたび

  • この町で学びたい!夢に向かって。「休学×定住」という選択

これらの事例は「おてつなぎ記事」で詳しく紹介されています。

今後の展望

本取り組みを通じて、「地域で働く → 地域を知る → 地域を応援する(ふるさと納税等) → 地域を再訪する」という好循環を生み出すことを目指しています。今回の東夢ワイナリーでの参加者の声からも、地域の仕事や人々との交流をきっかけに、その地域を「また訪れたい場所」「もっと知りたい場所」と感じる変化が生まれていることがわかります。

今後は、こうした接点を一過性の体験で終わらせず、再訪や地域イベントへの参加、ふるさと納税、二地域居住・移住など、それぞれに合った継続的な関わりにつなげていく方針です。将来的には、国が推進する「ふるさと住民登録制度」の社会実装を見据え、地域との継続的な関係を育む自治体連携モデルの構築を目指していくとのことです。

株式会社おてつたび 代表取締役CEO 永岡里菜氏のコメント

永岡里菜CEOのポートレート

永岡氏は、豊かな自然とワイン文化が根付く甲州市、そして日本最大級のプラットフォームを持つ楽天との新たな挑戦に大きな可能性を感じていると述べています。多くの方が日常的に利用する楽天と連携し、楽天市場の中に「地域へ飛び込む入口」が生まれたことは、地域と接点がなかった方々がその魅力を知る大きな一歩になると考えています。

また、今回の甲州市のワイナリーでの募集が公開直後に枠が埋まったことから、地域で働き、暮らしに触れる体験への関心の高さを実感しているとのことです。地域の方々と共に汗を流し、仕事の合間にぶどうやワイン、地域の暮らしについて教えてもらう一つひとつの時間が、地域を単なる旅先から「また訪れたい場所、応援したい場所」へと変えていると永岡氏は語っています。このかけがえのない体験を通じて、甲州市が誰かにとっての「第2のふるさと」になっていく未来を、甲州市、楽天とともに創造していくと展望を述べています。