スーパーホテルが「RE100」に加盟 ホテル専業の日本企業で唯一、2040年までに電力の再エネ100%化を目指す

国内外で182店舗のホテルを運営する株式会社スーパーホテル(大阪府大阪市、代表取締役社長:山本健策)が、国際的なイニシアチブ「RE100」に加盟しました。RE100は、事業活動で使う電力を100%再生可能エネルギーで調達することを目指す枠組みです。同社によると、ホテル専業の日本企業としてRE100に加盟しているのは同社だけです。
2040年までに事業活動全体の電力を再エネへ
同社は「Natural, Organic, Smart」をコンセプトに掲げ、環境大臣から「エコ・ファースト企業」の認定を受けています。ホテル業界でこの認定を受けているのは同社のみで、長年にわたって環境負荷の低減に取り組んできました。今回のRE100加盟により、2040年までに事業活動で使用する電力の100%を再生可能エネルギーにすることを目標に掲げ、脱炭素の取り組みをさらに加速させます。
すでに2024年10月には、ホテル事業の全店舗で宿泊時に消費する電力について、非化石証書の調達を通じた実質CO2フリー電力化を達成しています。今後はRE100の連帯のもとで、対象を事業活動全体で使用する電力に広げ、再生可能エネルギー100%化を進めていきます。
今回の加盟は、持続可能な脱炭素社会の実現を目指す企業グループ「日本気候リーダーズ・パートナーシップ(JCLP)」の支援を受けて実施されました。
「ECO泊」から「CO2実質ゼロ泊」へ これまでの歩み
同社がこれまでに行ってきた主な環境保全の取り組みは、以下のとおりです。
- 2010年~:公式ホームページ経由の予約を対象に、宿泊に伴うCO2排出量をカーボン・オフセットする「ECO泊」を開始
- 2011年:それまでの環境活動が評価され、環境大臣から「エコ・ファースト企業」に認定(ホテル業界唯一)
- 2024年10月~:対象をすべての宿泊に拡大した「CO2実質ゼロ泊」を開始。電力会社のCO2フリープランや非化石証書を活用し、全店舗で再生可能エネルギー由来のグリーン電力を使用
- 2025年12月:「第26回グリーン購入大賞」で大賞・環境大臣賞を受賞
このほか、環境省の「気候変動アクション環境大臣表彰」普及・促進部門(2020年)や、カーボン・オフセット推進ネットワークの「第6回 カーボン・オフセット大賞 環境大臣賞」(2016年)も受賞しています。
RE100とはどんな枠組みか
RE100は、世界で影響力のある企業が、事業で使う電力の再生可能エネルギー100%化にコミットする協働イニシアチブです。情報技術から自動車製造まで、フォーチュン・グローバル500企業を含む幅広い分野の企業が参加しており、参加企業の売上合計は6兆6000億米ドルを超えています。企業が結集することで、政策立案者や投資家に向けてエネルギー移行の加速を促すシグナルを送ることを意図しています。
RE100は、The Climate GroupがCDPとのパートナーシップのもとで主催しています。また、We Mean Business連合の一部としても運営されています。日本では2017年4月からJCLPが地域パートナーを務め、日本企業の参加を後押ししています。
スーパーホテルは国内180店舗に加え、ミャンマーとベトナムで海外2店舗を運営しています。健康でサステナブルなライフスタイルを提案するホテルとして、環境保全活動のほか、地域活性化や次世代支援といったSDGs活動にも取り組んでいます。
出典:株式会社スーパーホテル










